それはほかの差別かもしれない
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「男性として差別されている!」と言っている人のことをよく聞くと、まったく差別でもなんでもないことの場合もあるけれど(そういう、自分の苦しみの声さえ正しく聞きとらない人があなたの声を聞き取るわけないから無視するといいよ)、確かに差別されたと感じていたとしても、実はそれが年齢差別であったり、貧富の差別であったり、美醜や学歴の差別だったりすることがある。というかとても多い。
差別に腹を立て、声を上げることはいいことだと思う。けれど、闘う相手を間違えてはいけない。
仮に彼らを倒しても、気は晴れるかもしれないが、君や、何より未来に君と同じ苦しみを持つ子どもたちの幸せには、なんの貢献にもならないのだからね。