中で出すのが愛なのか
2022-12-15T02:32:04+09:00
sasakiarara
佐々木あららは短歌をつくる人です。
Excite Blog
赦しとはすみれを踏んだ靴底にすみれが残す香りのことだ
http://ararara.exblog.jp/32557120/
2022-11-10T17:22:00+09:00
2022-11-30T18:03:23+09:00
2022-11-30T18:02:53+09:00
sasakiarara
短歌
すみれを踏んだ靴底に
すみれが残す香りのことだ
―マーク・トウェイン(短歌化・佐々木あらら)
Forgiveness is the fragrance
that the violet sheds on the heel
that has crushed it.
―Mark Twain
]]>
突然死と楽園
http://ararara.exblog.jp/32634599/
2021-12-06T00:00:00+09:00
2022-12-15T02:32:04+09:00
2022-12-15T02:28:05+09:00
sasakiarara
散文・駄文・雑文
もちろん振り返れば前触れは数話前からあった。主人公は通院し、心臓手術を受けていた。とはいえ、普通はそれくらいは物語上のちょっとした波だと捉えるのが drama を見慣れた視聴者ではないかと思う。まさか取り調べ中に突然死とは。
その後、脇役だったはずのおじいちゃん刑事が連続殺人鬼と大立ち回りを演じて、急に物語は終わった。つまりはあざやかな打ち切りだったわけだ。知らずに見ていただけで。
きっと脚本家や監督や役者に、さまざまなもめごとがあって、こうなったのだろう。それを想像するとわくわくする。そういう外的制約や人間関係の格闘の痕跡が、人を惹きつける作品の本質だったりするからだ。
途中で話が変わっちゃう作品が好きだ。Quentin Tarantino もそういう作品が好きだったらしく、揉めた映画への hommage として「From Dusk Till Dawn」を書いた、はず。
Video Game の「バイオハザード」の前半と後半の落差も元々はそういう格闘の痕跡ではないかとにらんでいるのだが、どうなんだろう。今でこそ味として受け取られているけど。
創作物に限らず、すべての事前情報は0のほうが楽しめる。ただ、楽しむための能力が必要で、そういう力のない人のために事前情報がある。これは旅にも言えて、楽しむ能力がある人は事前情報なしで旅をしたほうが絶対に楽しい。
でも日本では旅はまずどこに行くかを決めることになっていて、その習慣と自分の慣れている旅の仕方との差にいつも少し混乱する。さらに今は Google Map があるから、自分がいまどこにいるかわからない旅をするのは難しい。
むかし、Bangkok から行き先不明の電車に乗り、半日乗り続け、真夜中に国境審査が始まりあやふやにすり抜け、夜が明け、朝に乗ってきた親子連れに言葉が通じないながらもなぜか駅弁をおごってもらい、昼、何もない終点で降ろされ、目の前に船着き場があったのでとりあえず乗り、着いた先でPCを借りて調べてみたら、どうやら自分がとある島にいるらしいと知った、というような旅をした。
たどりついたその島は、今でも僕の精神的な故郷となっている。唯一の親友ともその島で出会った。
たまたまその島は世界遺産として知られる人気の楽園だったのだが、でも、そこを目指して訪れた観光客が南国の休日をゆったり過ごす「旅」と、僕の体験した「旅」とを、同じ言葉で呼ばないでくれ、という思いが、今でもほんの少しだけ、心のどっかに拭えぬまま残っている。
]]>
りょうきじ
http://ararara.exblog.jp/32556883/
2020-05-24T00:00:00+09:00
2022-11-30T17:23:01+09:00
2022-11-30T17:23:01+09:00
sasakiarara
散文・駄文・雑文
自粛
http://ararara.exblog.jp/32556913/
2020-04-04T00:00:00+09:00
2022-11-30T17:28:32+09:00
2022-11-30T17:28:32+09:00
sasakiarara
散文・駄文・雑文
パクりパクられ
http://ararara.exblog.jp/28736379/
2018-10-16T21:18:10+09:00
2018-10-16T21:18:50+09:00
2018-10-16T21:18:50+09:00
sasakiarara
つぶやき
文字数の少ない短歌
http://ararara.exblog.jp/28721263/
2018-10-11T01:05:00+09:00
2018-10-11T18:32:22+09:00
2018-10-11T01:05:28+09:00
sasakiarara
短歌
ツイッターの #文字数の少ない短歌 タグをたどると出てきます。
最初に作ったのは
弟の幻として志高き梟渡る湖(13文字)
で、当初は文字を減らす方向につくってみた。
志高き侍魂の弟慮る姑(10文字) ※下の句は枡野さんの発明
翀裋(まっすぐにてんくうたかくとびあがるまつりのそなえもののおさがり) ※難読漢字をつかって内容を気にしなければ最短はこんなやつになる。誰かがやりそうなので先んじておいた。
憤る8mの曙が猪を弄ぶ幻 (12文字) ※「を」を飛ばしたり、文法的に無理をすれば詰め込めてしまっておもしろくないので「を」を省略せずに12文字でつくる実験的作品。
どうやら13文字が自由度もあってつくってておもしろいサイズだ、ということが明らかになってきた。なので、以降は13文字の作品。
砂嵐荒ぶ暁狼と梟達の百物語 ※読みにくさ含めて中二病っぽい作品
妹の昔話は弟の唇奪う恋物語
潔く裸の体翻す弟達の短い命 ※BL短歌もつくれた
弟の女心と妹の男心を肴に宴
弄ぶ女を探す狼も仏心が3%
妹は365日間曙橋に佇む女 ※数字を入れる技も可能性はややあった。
妹の踝洗う湖の紫色は薄紫に ※登場人物が限定されていくことが難点。姑や舅や曙や梟よりも弟と妹が詩的だったから多くつくってただけだが。
慣れたら連作もつくれることがわかった。
梟の噂話に憤り戦う俺は狼男
快い枕詞を唇に隠し戦う狼男
弟の屍越えて志低く戦う狼男
気になったら、前掲のハッシュタグなどでご自由に遊んでください。では。
]]>
うなぎ
http://ararara.exblog.jp/28401162/
2018-06-23T03:21:59+09:00
2018-06-23T03:29:51+09:00
2018-06-23T03:29:51+09:00
sasakiarara
散文・駄文・雑文
ドードーが見たかったし、
リョコウバトの群れに出会いたかったし、
ステラーカイギュウに触りたかったし、
でっかくて脂ののったニシンを食いたかったし、
僕がまだ若いころ、
イワシが安くて美味かったころに今のような貧乏をしていたかった、
だから、
だから、
ウナギはもう食わないでくれと言っているのだ。
なぜそれが同じことなのだとわからないのか。
]]>
レッスン
http://ararara.exblog.jp/28361554/
2018-06-11T16:24:00+09:00
2018-06-11T16:26:11+09:00
2018-06-11T16:24:41+09:00
sasakiarara
つぶやき
ビジョンはあるがロジックに欠ける人のロジックは埋めてあげられるものだと、愚かにも思っていた。傲っていたのだと思う。
その後、ビジョンがあるように見える人にはちゃんとロジックがセットでついていることを見てきて、ロジックの弱い人のビジョンはつきつめてみると結局はひどく貧弱で、ステレオタイプや受け売りやひどく次元の低いものや、そうしたものを説明するロジックがそもそも貧弱だったのでこちらが勝手に誤解してただけだとかいう事実も(つらい思いをしながら)受け止めてきた。
今は、ビジョンとロジックは、連動しているとかではなく、ほぼまったく同じ実体を持つものなのだという、ごく当たり前のことを理解している。
ロジックはビジョンの建材であり、ビジョンの解像度であり、ビジョンへと続く道標であり、ビジョンを図解するための筆記用具であり、でもビジョンが具象物ではない以上、そのどれもが結局のところビジョンそのものなのだった。
そしてビジョンがないところに、ロジックはないのだった。問も答えも目指さなければ、どのような数式も展開できない。ロジックには意志が必要だ。そして意志が描き出すものがビジョンだ。
ビジョンには意志が必要だ。そして意志が描き出すものがロジックだ。
同じものなのだから同じことを言っている。
若いころはこんな簡単なことにも気づいていなかった。
]]>
レッスン
http://ararara.exblog.jp/28347035/
2018-06-03T13:27:06+09:00
2018-06-03T13:27:31+09:00
2018-06-03T13:27:31+09:00
sasakiarara
つぶやき
自己ベストを高めていくのではなく100点満点を良しとする学校教育が産んだねじれた精神構造。
]]>
もしも人類のほとんど...
http://ararara.exblog.jp/28274271/
2018-04-29T01:09:00+09:00
2018-04-29T01:13:20+09:00
2018-04-29T01:13:20+09:00
sasakiarara
未分類
つぶやき
http://ararara.exblog.jp/28248880/
2018-04-15T02:51:00+09:00
2018-10-11T02:52:32+09:00
2018-04-15T03:12:18+09:00
sasakiarara
つぶやき
湾岸戦争のときは、これもいいとか悪いとかはさておき、真夜中のテレビに釘付けだったわけで。ここ以外の国では、ここ数日も当然そんな感じでやってるわけで。
まあ、ちゃんとしたニュースをキャッチアップしてればいいだけなので特に困ることはないけれど、やっぱ異常な国になったよなー、とは、こういうことのたびに、少し思う。英語とかドイツ語とかロシア語とかわからないのに日本にいる人たちはいまどうやって世の中の情報を得ているんだろう。
]]>
いつも血まみれ
http://ararara.exblog.jp/28187581/
2018-03-12T18:29:00+09:00
2018-03-12T19:18:46+09:00
2018-03-12T18:29:46+09:00
sasakiarara
散文・駄文・雑文
月に3回は通う美味しいパスタ屋だから、
その愛想のいい小太りのシェフは
1年に3、4回は血まみれなのだ。
その場合、僕は誰かに
「あのパスタ屋、味はいいんだけれど、
でも、シェフがいつも血まみれなのがちょっとね……」
と言うだろう。言葉というものはそういうものだし、認知というのはそういうものだ。
それに対して
「90%の確率で無傷なら、実際は無傷のときのほうが多いじゃないか。
それなのに〈いつも〉という言葉を使うお前は嘘つきだ。
もしくは数も数えられないあほうだ」
と言い始めると、
それは、論理の正しさに言葉をあてがおうとするあまり、
言葉を壊してしまっていることになる。
「数学的に正しい直線」を描くことがけっしてできないのと、同じことだ。
鉛筆を太さ0になるまで削ったら、鉛筆が壊れてしまう。
言葉は、鉛筆と同じで、数学的に正確なものを描くためにつくられてはいない。
もしも言葉を顕微鏡で見てみることができたら、
すかすかで、ごつごつで、ぼろぼろで、
とてもじゃないけれど論理の鋭さを担うに値する道具には見えないはずだ。
紙に描かれた図形からくみとって、理想的な直線を脳内に再現するのと同様、
あやふやで不確かな言葉をくみとって、論理を脳の中に再現しているのが、
我々の対話の実態だ。
その脆くてへなちょこでなんの担保もない信頼関係だけが、
言葉を言葉として息づかせるのだ。
そういう脆さを知らないやつや、
言葉が失われる恐ろしさを知らないやつが、
今日も、
おそろしい速さで言葉を叩き壊していて、
たぶんそいつらを僕の代わりにめった刺しにしてくれているから、
パスタ屋のシェフはいつも血まみれなのだ。
]]>
つぶやき
http://ararara.exblog.jp/28090812/
2018-02-10T13:02:35+09:00
2018-02-10T13:17:01+09:00
2018-02-10T13:17:01+09:00
sasakiarara
未分類
象の部分部分だけを撫でたそれぞれの印象を集めても象は作れないし、今はほとんどの人が象の肛門みたいなとこしか撫でてない。
二年後に肛門のデカい象を披露したら、世界から爆笑をとれるだろう。
と、象の耳の裏とか腹のたるみばかり見て長いこと象を愛でている立場から。
今年もおもしろいね。]]>
「佐々木あららの短歌を描く」展の計画が始動しました
http://ararara.exblog.jp/28080248/
2018-02-06T23:21:00+09:00
2018-02-06T23:21:19+09:00
2018-02-06T23:21:19+09:00
sasakiarara
未分類
ご無沙汰しております。佐々木あららです。
2018年7月10日〜15日に、神宮球場の近くのギャラリー「gallery DAZZLE」さんの企画で、
「佐々木あららの短歌を描く」展を開いていただくことになりました。
僕の代表作50首の中からお好きな3首を選んでいただいて(早い者勝ち!)、
それをベースに絵を描いておくれよ、という、なんとも厚かましく、また、ありがたい企画です。
これ、実はここで発表するような段階ではなくて、
「佐々木あららの短歌展をするので、絵が描きたい方を集めまーす」
という、はじめの0歩の段階の告知です。
展示参加費16,000円。galerry DAZZLEさんで比較的安価で作品が展示できるチャンスなので、
新進のイラストレーターさん、画家さんにはぜひ参加していただけたらと思っています。
……そして、16,000円払いっぱなしっていうのももったいないので、
参加してもらえる方と一緒に「公式グッズ」をつくって販売して
少しは補填(あわよくば大儲け……は夢のまた夢)しちゃおうじゃないか、と思っています。
その日に展示している絵&短歌が入った、
ポストカードだかマグカップだかTシャツだとか、あるいはもっと変なものとか、
なんかミュージアムグッズっぽいものを一緒につくれたらなと思っています。
最近たまたま、ワークショップとか、アートイベントへの参加 とか、
短歌パンツのプロデュース とかの活動をちまちまとしながら考えている
「本ではない短歌の居場所」のこととも重なるなあ、というのもあります。
まあ、それ以上に、一緒に何かをつくるのは楽しいよねえ、
という素朴な動機が大きいんですけども。
参加してくださる方は、gallery DAZZLEさんの「contact」から、
・電話番号
・作品が見られるウェブサイトのURL
を合わせておかきいただき、お申込みください。
(サイトのない方はメールで作品画像を添付してお送りください)
その他の詳細はこちらでご確認を。
DAZZLEの村松さんは「定員10人」と言ってくださっておりますが、
そんなにうまるのかしら……。
ご興味ありそうな知り合いのイラストレーターさんなどに、
ぜひお声かけお願いいたします。
また、
短歌が好きなイラストレーターのみなさま、
佐々木あららと一緒になんかしたいイラストレーターのみなさまで、
わざわざ参加費を払ってもいいよ……という方がいらっしゃいましたら、
ぜひ一緒にものづくりができたら、僕はとても嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。
]]>
レッスン
http://ararara.exblog.jp/28075453/
2018-02-05T14:56:41+09:00
2018-02-05T15:20:22+09:00
2018-02-05T15:20:22+09:00
sasakiarara
つぶやき
愚かで説明できることを悪意だと見做さない
虚像に石を投げない
]]>
https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/