第31巻:広瀬康一(エコーズ)の巻
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言うなれば浦安鉄筋家族風
<感想>
エンヤ婆さんの「弓」と「矢」のせいで地方都市の高校生はスタンド(背後霊)使いだらけになってしまっている。携帯電話のようなスタンド普及率。今どき持ってないほうがおかしいんじゃない? ってな感じ。
広瀬君は「エコーズ」(音を操る)。
小林君は「錠前」(罪悪感を操る)。
間田君は「サーフィス」(あやつる人形)。
4ジョジョは「クレイジー・ダイヤモンド」(癒し)。
虹村兄弟はそれぞれ「バッド・カンパニー」「ザ・ハンド」。
あと名前の知らない誰かは「レッド・ホット・チリ・ペッパー」。
もう辻仁成もびっくりの大量生産だ。
でも、みんなが普通にスタンド使いだからどこかその特殊性が失われて、逆に日常的な学園ドラマ風になってきている。
<第31巻の名言>
「ビスコ食ったことあんのか? B・B・クイーンズ知ってっか?」(p132、コピー人形)
その時代のものだから仕方ないとは思うが、今、B・B・クイーンズを知っている高校生はクイ研の人ぐらいだろう。